【20代体験談】450万円の借金を自己破産で解決した会社員Cさんの話

こんにちは、ケイです。
今日は、20代後半の男性会社員Cさんが、450万円の借金を自己破産で解決した話 を書いていくね。
Cさんは私が法律事務所で働いていた時に担当したお客様の一人。プライバシーに配慮して細部はぼかしてあるけど、「生活水準の上げすぎ → クレカリボで補填 → 消費者金融で穴埋め → 450万」という、20代男性の自己破産で 最も多い積み上がり方 の典型例。
「20代で自己破産って人生終わりじゃない?」って怖がる人、本当に多い。でも実際は Cさんは2年で完全に再起 して、今は普通の生活に戻ってる。
この記事では、
- 20代で自己破産を選ぶ理由と判断基準
- 借金450万円が積み上がった経緯
- 自己破産手続きの実際(同時廃止 → 免責まで4ヶ月)
- 自己破産後の生活と信用情報の回復
- 同じ年代で悩んでる人へのメッセージ
を、当事者目線で正直に書いていくね。
この記事でわかること
- 20代で自己破産を選ぶ判断基準
- 450万円借金の積み上がり方(リアル)
- 同時廃止での自己破産手続きの流れ
- 自己破産後の生活変化(仕事・住居・人間関係)
- 信用情報回復後の状況(5〜7年後)
Cさんのプロフィール

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 28歳 |
| 職業 | 会社員(製造業) |
| 年収 | 約350万円 |
| 借金総額 | 450万円 |
| 内訳 | クレカリボ 200万 + 消費者金融3社 150万 + クレカキャッシング 100万 |
| 家族構成 | 独身、実家暮らし |
| 選んだ手続き | 自己破産(同時廃止) |
借金が積み上がった経緯

Cさんの借金の流れは、20代男性に典型的なパターン だった。
24歳: 結婚を意識して生活水準が一気に上がる
社会人2年目、彼女と同棲を視野に 家賃の高い1LDK(11万円)に引越し、車も購入(月3万のローン)、デートや交際費が月10万超に。手取り20万円の頃で 支出が収入を毎月オーバー、不足分を クレカリボ払い で凌ぎ始める。
26歳: クレカリボの利息で残高が雪だるま
リボ返済額を月1.5万円に設定していたが、年利15〜18%の利息で 元金がほぼ減らない。気づけば クレカ3枚合計で200万のリボ残高。さらに不足分を クレカキャッシング で補填し、追加で100万。
27〜28歳: 消費者金融で穴埋め → 限界
クレカ与信枠が満杯になり、生活費・返済不足を 消費者金融3社 で借入(計150万)。毎月の返済額が 20万円超 になり、手取り月収(約24万円)の大半を借金返済に使う状態。新規借入がほぼ全社で審査落ち → 詰み。
💡 典型パターン: 生活水準UP → リボ補填 → キャッシング → 消費者金融 → 詰み。20代男性の自己破産相談で 半数以上 がこの流れ。
⚠️ ちなみにパチンコ・競馬は「賭博」(破産法252条1項3号)、FX・株式信用取引・暗号資産は「射幸行為」(同4号) として 免責不許可事由 に該当する場合があり、少額管財事件 という別の手続きになることが多い。詳しくは FX・ギャンブルでの自己破産は免責される? を参照。
なぜ自己破産を選んだのか

Cさんは弁護士相談の段階で、3つの選択肢を比較した。
| 選択肢 | 月々返済 | 完済期間 | 判断 |
|---|---|---|---|
| 任意整理 | 約7.5万円 | 5年 | 収入から見て無理 |
| 個人再生 | 約2.5万円 | 3年(90万円に圧縮) | 可能だが住宅ローン特則使えず |
| 自己破産 | 0円 | 0(4ヶ月で免責) | 最適 |
決め手は:
- 手取り月収24万円の中で7.5万円返済は生活が成り立たない
- 独身・賃貸・財産なし → 失うものが少ない
- 28歳でやり直せる年齢
💬 元事務員の本音: 20代の自己破産は「やり直しが効く」という最大の利点がある。30代・40代で自己破産すると、住宅ローン・家族への影響が大きいけど、20代独身なら 失うものが少ない=再出発しやすい。
自己破産手続きの流れ(実際)

Cさんは 同時廃止 という、財産がほぼない人向けの簡易手続きで進んだ。Cさんの借入原因は 生活費補填・リボ膨張 で、免責不許可事由に該当しない ため、同時廃止が認められた(実務上、個人の自己破産の 約7割 が同時廃止)。
Step 1. 弁護士に依頼(着手金分割)
着手金 0円 + 月々2万円 × 5回 = 計10万円で受任。法テラスは使わず、分割対応の事務所 を選んだ。同時廃止の場合、裁判所予納金は1〜3万円程度 で済む(少額管財だと20万円必要)。
Step 2. 受任通知 → 取立て即停止(1日)
5社全部に受任通知が送られて、その日から取立てが止まった。
Step 3. 申立て準備(1〜2ヶ月)
- 給与明細・源泉徴収票・住民票
- 通帳のコピー
- 借入の経緯を文章化(陳述書)
弁護士事務所と一緒に書類を作成。
Step 4. 裁判所への申立て
弁護士が裁判所に申立て書類を提出。
Step 5. 免責審尋(出頭)
裁判所への出頭は 1回のみ、所要時間 5〜10分。「借入経緯と現在の状況」を簡単に質問されただけ。
Step 6. 免責決定
申立てから 約4ヶ月 で免責決定。450万円の借金が全部ゼロ になった。
自己破産後の生活変化

仕事
- 会社にバレなかった(自己破産は会社に通知されない)
- 給与差押えがなかったので、いつも通り働いている
- ※法律上、自己破産が解雇理由になることはない
住居
- 賃貸契約は更新OK(自己破産前に契約済み)
- 新規賃貸は連帯保証人を立てれば問題なし
信用情報
- KSC(全国銀行個人信用情報センター)= 7年、CIC・JICC = 5年は新規クレカ・ローン不可
- デビットカード・プリペイドカードで代用
- スマホは分割払いNGになるので一括購入
お金の管理
- 給料 → 全部現金 or デビットで生活
- 月3万円の貯金が可能になった(借金返済0円分)
人間関係
- 家族(実家)にはバレなかった(郵便物管理を徹底)
- 友人・恋人にもバレずに済んだ
- 同僚には「貯金してる」と説明
5年後の今 — 信用情報回復後

自己破産から 5年後、Cさんは信用情報が回復し始めた。
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 信用情報の異動情報 | 消滅(CIC・JICC 5年、KSC 7年で消える) |
| 新規クレカ申込 | 楽天カードで通った |
| 携帯分割購入 | 可能になった |
| 住宅ローン | 申込みは可能(審査要慎重) |
| 結婚 | 自己破産歴は法的に開示義務なし |
💡 元事務員の経験: 20代で自己破産した人が、30代で 住宅ローンを組んで結婚 したケースを複数見ている。人生は終わらない。
同じ20代の人へのメッセージ

「20代で自己破産は人生詰み」って思ってる人へ。実際は、20代だからこそ自己破産が一番リスクが少ない選択肢 になることが多い。
判断基準:
- 月々の返済が手取りの 3分の1超 で構造的に詰んでる
- 借金額に対して年収が 半分以下
- 失うものが少ない(独身・賃貸・財産なし)
これに当てはまるなら、20代の自己破産は再出発の起点 になる。
40代になってから自己破産すると、住宅ローン・家族影響など失うものが増える。早く動くほど、人生のダメージは少ない。
まとめ

- 20代の自己破産は、やり直しがきく 最大の利点がある
- 月々返済が手取りの1/3を超えたら、自己破産も視野に
- 同時廃止なら 3〜4ヶ月で免責 + 費用は おおむね20〜30万円(弁護士費用 + 予納金。Cさんの事例は分割対応の特殊例)
- KSC 7年・CIC/JICC 5年で信用情報回復 → 住宅ローン・結婚も視野に入る
- 「人生終わり」じゃなく「再出発のための制度」
「自己破産=人生終わり」は思い込み。20代こそ、早く動いて再出発すべき年代。
まずは無料相談で、自分の状況に合った手続きを聞いてみよう。